食生活の見直し

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食生活の見直しが、生活習慣病の治療と予防につながる

食生活の見直しが、生活習慣病の治療と予防につながる

生活習慣病の治療や予防につながる食生活の見直しをはかるために、3つのポイントをご紹介します。

国の「食生活指針」を参考にする

平成12年に文部科学省・厚生労働省・農林水産省が策定し、平成28年に改定した食生活ガイド「食生活指針」では、食事について以下の10項目が推奨されています。

  • 食事を楽しむこと
  • 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを整えること
  • 適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重を維持すること
  • 主食、主菜、副菜を基本に、バランスのよい食事をとること
  • ごはんなどの穀類をしっかり食べること
  • 野菜、果物、牛乳、乳製品、豆腐、魚などを組み合わせて食べること
  • 食塩を控えめにし、脂肪の質と量に気をつけること
  • 日本の食文化や地域の産物を活かした、郷土の味を継承すること
  • 食料資源の廃棄が少ない食生活を心がけること
  • 食に関する理解を深め、食生活を見直すこと

自分に適した摂取エネルギー量と栄養素を把握する

年齢・性別・体重などによって、1日に必要な摂取エネルギー量と栄養素は異なります。まずは自分に必要な摂取エネルギー量と栄養素について知りましょう。

成人であれば、以下の計算式によって1日に必要な推定エネルギー量を求めます。

推定エネルギー必要量=
基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)×参照体重(kg)×身体活動レベル

基礎代謝基準値は、厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」において紹介しています。たとえば、30歳男性の基礎代謝基準値は22.5です。体重が60kgであるケースでは22.5×60kg=1,350kcalが基礎代謝量となります。

身体活動レベルは3つに区分されます。

  • デスクワーク中心 1.50
  • 職場で移動や立っている作業がある場合 1.75
  • スポーツなどの習慣がある場合 2.00

上記の例の30歳男性がデスクワーク中心である場合、1日に必要なエネルギー量は1,350 kcal×1.50=2,025kcalです。

「日本人の食事摂取基準」では、必要な栄養素についても掲載されています。参考にしながら、自分に適した摂取エネルギー量と栄養素を把握しましょう。

1日の食事のバランスガイドを活用する

厚生労働省と農林水産省が策定した食事バランスガイドも参考にしてください。理想的な食事の組み合わせや量がイラストでわかりやすく示されており、1日に何をどれだけ食べたらよいのかを考える参考になります。

また、生活習慣病の予防のためには、以下の項目についても気をつけてよい食習慣を身につけましょう。

  • 食べすぎず、腹八分目にする
  • カロリーは控えめにする
  • 甘いものを控える
  • 主食はお米にし、できれば玄米をとりいれる
  • 薄味で塩分は控えめにする
  • 食物繊維を多めにとる
  • 食事は朝、昼、夕、規則正しくとる
  • 間食をしない
  • ゆっくりかんで食べる

栄養指導

「管理栄養士」とは、厚生労働大臣から免許を受ける国家資格を持つ専門職であり、「医師」や「看護師」と同様に栄養に関する知識と技術を活用し、食事を中心とした指導や管理を行う専門家です。

当クリニックでは、経験豊富な管理栄養士が在籍しており、食事療法に取り組みたい方や体重管理をしたい方などに対し、「管理栄養士による栄養指導」を提供しています。具体的な食事量や調理法、献立の提案、コンビニやスーパーでの食品選びのコツなど、日常の食事に関する疑問や悩みを相談できます。

こんなお悩みありませんか?

下記のお悩みがある方は一度、栄養指導を受けていただくことをお勧めします。

  • 最近体重が増えてきた
  • 最近体重が減ってきた
  • 食欲が低下している
  • 適切な食事量やバランスが分からない
  • 塩分の摂取をどう減らせば良いか悩んでいる

栄養指導を受けた方が良い方

  • 高血圧の方
  • 糖尿病または高HbA1cの方、高血糖の方
  • 高コレステロール血症、脂質異常症の方、高中性脂肪や高LDLコレステロールの方
  • 肝機能が低下している方
  • 胃がんなどによる胃摘出手術を受けた方
  • その他、肥満、貧血、骨粗しょう症、胃・十二指腸潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、腎臓病

当クリニックで栄養指導を受けるメリット

当クリニックで栄養指導を受けるメリット

糖尿病や高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病は、薬物治療だけでなく、食事療法や運動療法も非常に重要です。これらの取り組みがなければ、病気のコントロールが十分にできず、その先にある高血圧や心不全などの合併症の予防が難しくなります。

しかし、「食事に気を付けてください」といった一般的なアドバイスだけで、具体的な食事量や調理法などについての指導をしていないクリニックが多いのも現状です。

当クリニックでは生活習慣病の診断・治療から、必要な方には栄養指導を受けていただくことができる環境が整っています。

お困りのことがございましたらお気軽にお問合せください。

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