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院長インタビュー
兵庫県揖保郡太子町で、子どもから大人まで、幅広い年代の地域のみなさまに内科を中心とした医療を提供している、ソラーレクリニック太子。
八十川直哉院長は、研修医当初は循環器内科を志望し、呼吸器内科の先生との出会いから呼吸器内科医となりました。内科全般を診療する地域のかかりつけ医として親しまれています。
そんな八十川院長に、太子町で開院した理由や、生活習慣病・睡眠時無呼吸症候群に注力する理由などをお聞きしました。
兵庫県揖保郡太子町で開院された理由を教えてください
私は岡山県にある川崎医科大学を卒業して、2022年までは岡山県で医師をしていました。しかし、やはり自分が生まれ育った町に貢献したいなという思いがあり、開院を決めたときに、太子町に戻ってきました。
私の家系は祖父の代からクリニックをしていますが、祖父や父がこの地で働いていた姿を見ていたのも大きいと思います。
この辺りは、病院がたくさんあるわけではありませんし、地域のかかりつけ医としてみなさまの健康をお守りできればと考えました。
生活習慣病に力を入れられているのは、どうしてですか?
生活習慣病は、あらゆる大病のもとになる病気です。さまざまな合併症につながりますし、脳卒中や心不全など重篤な病気に至るリスクもあります。
生活習慣病がよくなれば、そういったものが防げて、健康に長生きできますし、生涯の医療費も安く済みますよね。なるべく早くから治療をして、後々の負担を減らしてさしあげたいなと考えています。
治療をすると、たとえば、高血圧症の方の血圧が下がって頭痛が良くなったとか、糖尿病の方の口の渇きがなくなったとか、そのような声がよく聞かれます。
しかし、生活習慣病には自覚症状がないことが多いんです。だから実際には放っておく方が多いんです。放置すると重篤な病気につながるので、お近くの方はとにかく気軽に検査に来てもらいたいですね。
できれば、たばこはやめていただきたいです。奥さまやお子さまにも害がありますから。当院は、家族でご利用いただくことが多いので、旦那さまの生活習慣指導のために奥さまを連れてきていただいたり、お子さまと約束をしてもらったりという工夫もしています。
食事も運動も、少しずつできる目標を一緒に考えています。お一人では生活習慣の改善は難しいものですから、ぜひまずは当院へお越しいただければと思います。
睡眠時無呼吸症候群についても、注力されていらっしゃる理由を教えてください
大学の附属病院では呼吸器内科で働いていたこともあり、睡眠時無呼吸症候群を扱っていました。当時は、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には入院していただいて、検査をしていました。現在も、多くの病院がそのような方法を取られています。
入院するとなると検査のために仕事をお休みするなど、患者さまにとっての負担が大きいですよね。それに、検査結果や改善方法を知るまでに1〜2か月かかることもよくあります。
そこで、当院では機器をお貸しして、ご自宅で検査ができるようにしました。1日だけ検査してもらえれば済みます。次の日に返していただけば、1週間後にはもう検査結果が出ているので、治療を開始できます。
睡眠時無呼吸症候群の治療をすると、やはり、日中の眠気が減ったとか、起きたときに爽快感があるとか、集中力が上がったという声があり、嬉しそうにしてらっしゃる患者さまが多いですね。
睡眠時無呼吸症候群になるのは、肥満の方が多いのですが、日本人は喉や顎の骨格が小さいので、痩せている方にも多いんです。いびきが出る方、日中に眠気がある方、頭痛がある方は、ぜひ一度検査されてください。
ご来院を迷われている方や患者さまへ、メッセージをお願いします
当院では、土曜診療や、待ち時間を少なくするためのアプリによる問診やお会計など、みなさまが通いやすい工夫をしています。
また、通常1か月程度かかる睡眠時無呼吸症候群の検査結果を1週間程度でできるように機器を貸し出すなど、検査や治療も快適に行っていただけるよう改善を続けています。
医師として丁寧にお話しをお伺いすることはもちろん、看護師やスタッフ一同、安心してお越しいただけるように患者さまとコミュニケーションをとらせていただいています。
当院へは、多くの患者さまがご家族で通院されていますので、ぜひ気になる症状やご不安がある場合は、ご家族みなさまで検査にいらしてください。いつでも、ご来院をお待ちしています。