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【漫画で分かる】睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病の関連性
生活習慣病について
生活習慣病は、生活習慣の乱れによって発症し進行する、高血圧・脂質異常症・糖尿病・メタボリックシンドローム・痛風などの総称です。
生活習慣病は、その進行によって、脳卒中や心筋梗を引き起こすリスクをはらんでいます。
症状
痛みなどを伴わず、自覚症状がないまま高血圧・脂質異常症・糖尿病・メタボリックシンドロームとなっていることが多いのが生活習慣病の特徴です。痛風の場合は痛みを伴います。
自覚症状なしに放置しているうちに、脳卒中や心不全などの疾患を引き起こす可能性があるため、異常を感じていなくても、定期的な検査や健診が大切です。
原因
生活習慣病の主な原因は、運動不足・バランスの悪い食事・過食・睡眠不足・喫煙や飲酒など、生活習慣の乱れです。
以前は、加齢が原因だと考えられ、成人病と呼ばれていました。しかし、若年層であっても不健康な生活によって発症することがわかり、生活習慣病へと名称が改められました。
原因となるもの
- 運動不足
- バランスの悪い食事
- 食べ過ぎ
- 睡眠や休養の不足
- 喫煙や飲酒 など
検査方法
問診
まずは、現在の自覚症状やご不安なことをお話しください。既往症・家族歴・健康状態・運動や睡眠や食習慣・ストレス状況などについてもお伺いします。
各種検査
問診または会社などの生活習慣病予防健診の結果によって、高血圧・脂質異常症・糖尿病・メタボリックシンドローム・痛風など、どの生活習慣病の傾向があるのかを把握し、必要な場合は次のような検査を行います。
- 血圧測定
- 血液検査
- 尿検査
- 胸部レントゲン
- 心電図
- 血圧脈波検査(動脈硬化検査)
生活習慣病予防検診
保険の種類によりますが、主に35歳以上の保険に加入している方々が受けられる、生活習慣病の検診です。
一般健診では、血液検査・尿検査・がん検診など約30項目の検査が行われます。それに加え、付加健診として検査項目を増やすことも可能です。
詳しくは、ご加入中の保険組合や協会へお問い合わせください。
治療・予防方法
生活習慣の改善が、生活習慣病の予防と治療につながります。生活習慣病の種類によっては服薬による治療も施します。服薬治療については、各病気の紹介ページをご参照ください。
生活習慣の改善
食生活を見直す
栄養バランスのよい食事をする、食べ過ぎない、早食いをしないなどの食生活の改善が重要です。栄養バランスについては、食生活の見直しについて紹介しているページをご覧ください。
運動習慣をつける
厚生労働省の調査によると、運動習慣とは1回30分以上の運動を週2回以上実施することに加え、それを1年以上継続することです。
これまで運動習慣のない方にとっては、運動を続けることは大変なことかもしれません。掃除や買い物などの家事を含み、ウォーキングやラジオ体操など簡単なものから取り入れましょう。
適切な睡眠や休養をとる
睡眠時間が 6 時間未満または10 時間を超える睡眠過多の場合、生活習慣病になるリスクが上昇するといわれています。7〜8時間の睡眠を心がけましょう。
また、社会活動・文化活動・創作活動などがストレスを軽減し、休養に役立ちます。疲れが蓄積されないよう、適度に趣味などを楽しむ時間を大切にしてください。