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院長コラム

睡眠時無呼吸症候群の疑うべき症状とは

2024.07.02
睡眠時無呼吸症候群の疑うべき症状とは

みなさん、こんにちは。ソラーレクリニック太子 院長の八十川です。

本日は睡眠時無呼吸症候群かもしれない方の症状をご紹介します。
次のような症状があるときは、なるべく早めに検査することが大切です。

いびきをかいている

睡眠時無呼吸症候群は、寝ているときに舌や顎が落ち込んで、上気道を狭めてしまうことで起こるケースが多いものです。

上気道が狭い状態での呼吸は、いびきにつながります。とくに、次のような方は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いといえます。

・しばらく止まって、また苦しそうな音と共にいびきをかき出す
・朝までいびきが続く
・急にいびきの音が大きくなる

夜中、何度も目が覚めてしまう

無理に呼吸をすることで、体が覚醒状態になって、夜中の目覚めにつながってしまいます。睡眠の質の低下によって日常生活に支障がでないよう、早めの治療が大切です。

次のような場合、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

・息苦しさで、夜中に目が覚める
・夜中に複数回、トイレに起きてしまう

寝相が悪い

寝相が悪いのは、無呼吸状態を解消しようとしているからかもしれません。次のような方は、寝ているときに体をたくさん動かしている可能性が高く、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

・眠ったときと起きたときの姿勢が大きく異なる
・起きたらシーツが乱れている

多量の寝汗をかく

無呼吸は、心拍数が上がることで汗をかきやすい状態です。次の場合は無呼吸症候群の可能性があります。

・起きたら多量に寝汗をかいていることが多い
・日中と比べて睡眠中の汗のほうが明らかに多い

昼間に、集中力低下や全身の倦怠感がある

睡眠時無呼吸症候群だと、寝ても、十分な休息を取ることができません。次のような症状も、無呼吸によって引き起こされている可能性が高いといえます。

・疲れやすい
・集中力が続かない
・慢性的に倦怠感がある
・寝起きからすっきりしない

昼間に、過剰な眠気に襲われる

十分な睡眠時間を確保しているのに、昼間に過剰に眠くなる場合も、睡眠時無呼吸症候群によって体が十分に休まっていない可能性があります。

強い眠気は、事故につながる恐れもある危険な症状です。できるだけ早く治療を始めることが重要です。

まとめ

当クリニックでの睡眠時無呼吸症候群の検査は、機械をお貸しして、ご自宅で眠っている間に1日でおこなうことができます。少しでも気になる方は、お気軽にご相談にいらしてください。

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