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睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療を使用するメリットとは

2024.08.19
睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療を使用するメリットとは

みなさん、こんにちは。ソラーレクリニック太子 院長の八十川です。

当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP治療を提供しています。

CPAPとは、エアチューブ付きのマスクを装着することで、装置から気道へ空気を送り、寝ているあいだの気道を開存する治療です。今回はCPAPを使用するメリットをご説明します。

呼吸が止まらず、いびきをかかなくなる

睡眠中の呼吸停止と大きないびきは、睡眠時無呼吸の主な症状です。これらは、本人の健康に悪影響なだけでなく、周囲の方の睡眠障害にもつながります。

CPAPを装着することで、大幅に解消できます。

寝起きの倦怠感や日中の眠気が軽減する

睡眠時無呼吸の方は、眠りが浅かったり、十分な睡眠時間が取れなかったりするため、寝起きから倦怠感を持つことが少なくありません。また、日中に眠くなり、集中力が低下する傾向にあります。CPAPの使用で、これを軽減することができます。

自動車事故のリスクが下がる

睡眠時無呼吸症候群の弊害として、自動車事故が問題視されています。日中の激しい眠気による居眠り運転が増えているからです。病気の方の居眠り運転事故は、病気でない方の約7倍多いという調査もあります。

就寝時の4時間以上のCPAP治療によって、この確率は病気でない方と同じくらいに低下するとされています。

心臓・脳の健康が保たれる

高血圧の対策になる

長めにCPAPを装着することで夜間の血圧を下げることができ、高血圧の対策になります。

心房細動の再発防止につながる

CPAP治療によって心房細動の再発率が低下することが報告されています。

心不全の方の死亡率を下げる

CPAP治療は、心臓の収縮機能が改善にも有効であることが報告されています。これによって心不全の方の死亡率が下がるとされています。

脳卒中の再発防止につながる

CPAP治療によって脳卒中の再発防止につながるとも言われています。

メンタルヘルスが改善する

睡眠時無呼吸による睡眠不足や日中の集中力低下は、精神的な不安やストレスの元です。また、勉強や仕事のパフォーマンス低下によって周囲からの評価を下げるなど、間接的な影響もあります。これらは、不安障害・パニック障害・うつ病の発症につながるおそれがあります。

そのため、CPAP治療は精神疾患の予防策の1つとして有効なのです。また、発病後でも、うつ病を改善させるという報告があります。

まとめ

以上のように、CPAP治療はさまざまな症状や疾患に有効です。少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。

ソラーレクリニック太子
アレルギー専門サイト 監修:ソラーレクリニック太子
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